秋の勝山から、日帰りでめぐる福井の紅葉
秋のJAM福井勝山マウンテンリゾートでは、まわりを囲む山々の紅葉や、夕日に染まる秋の景色を楽しめます。さらにJAMを拠点として少し足をのばせば、福井を代表する紅葉スポットへも車で日帰りで出かけられます。
このジャーナルでは、福井の紅葉スポットのうち、越前大仏(勝山市)、九頭竜湖(大野市)、養浩館庭園(福井市)の3か所を、JAMから近い順にご紹介します。
紅葉の見どころに加えて、各スポットの最後には、紅葉をより楽しんでいただくための「耳寄り情報」もご紹介しています。移動時間はいずれも車での目安です。
① 大師山清大寺 越前大仏(勝山市)|JAMから約25分


1人の実業家が故郷に建てた圧倒的スケールの寺院
JAMと同じ勝山市内にある大師山清大寺は、勝山市出身の実業家・多田清氏が私財を投じて昭和62年(1987年)に建立した寺院です。
多田氏は相互タクシーの創業者として財を成した人物で、晩年に故郷への恩返しとしてこの寺院を建設しました。
総工費は380億円ともいわれ、敷地は東京ドーム約5つ分。門をくぐった瞬間に、そのスケールに圧倒されます。
ご本尊の越前大仏は、座高17メートル。奈良の大仏(約15メートル)を上回る日本一の高さを誇ります。大仏殿の三方の壁には1,281体の石仏がびっしりと並び、写真映え間違いなしの空間です。
もうひとつ見逃せないのが五重塔です。75メートルと高さ日本一の五重塔は、エレベーターで4階まで上がることができ、最上階からは勝山市内を一望できます。(冬季は閉鎖となりますのでご注意ください。)
境内を彩るイチョウ
秋になると、この広大な境内をイチョウが彩ります。例年11月上旬頃に見ごろを迎えます。
門から大仏殿へ向かう主道の両側には側道があり、その側道に沿ってイチョウが並んでいます。ところどころにモミジも混じり、秋の色付きを楽しんでいただけます。


【耳寄り情報】雲海とイチョウのコントラストを楽しめる1日2回だけの時間

越前大仏では、開門後の1時間と閉門前の1時間だけ、大仏殿前の境内が雲海に包まれます。
この雲海特別演出の実施は、8時から9時、16時から17時の1日2回。
特に朝の時間帯は、イチョウ並木と雲海が特別な空間を演出します。
大師山清大寺 越前大仏 詳細
場 所:福井県勝山市片瀬50字1-1
時 間:8:00〜17:00(冬期は営業時間短縮あり)
定休日:無休(冬期臨時休業あり)
料 金:拝観料 大人500円/小人(小・中・高校生)300円
雲海特別観覧(8:00〜9:00、16:00〜17:00)大人1,000円/小人500円 ※拝観料込み
※9:00〜16:00は通常の拝観料で入場できます
駐車場:無料(400台)
問合先:0779-87-3300/越前大仏Instagram
② 九頭竜湖(大野市)|JAMから車で約1時間


日本紅葉の名所100選に選ばれた湖
大野市の山あいに広がる九頭竜湖は、日本紅葉の名所100選にも選ばれている、福井を代表する秋の景勝地です。
湖岸を走る国道158号がそのまま紅葉のドライブルートになっており、景色が移り変わりをお楽しみいただけます。
箱ヶ瀬橋(夢のかけはし)からの眺め
湖のシンボルが、全長266メートルの箱ヶ瀬橋です。
通称「夢のかけはし」と呼ばれるこの橋は、本州と四国を結ぶ瀬戸大橋のプロトタイプ(試作品)として建設されたものです。
橋の上から眺める色づいた山肌と、その色をそのまま映す湖面のコントラストが、この場所いちばんの見どころ。
橋を渡りながら湖を見下ろすのも、少し離れた場所から橋ごと風景に収めるのも、どちらもおすすめです。
見頃は例年10月下旬から11月上旬。福井県内では色づきが早いエリアとなっています。
【耳寄り情報】10月31日(土)・11月1日(日)は「九頭竜紅葉まつり」

2026年は10月31日(土)と11月1日(日)の9時から15時まで、九頭竜国民休養地で「九頭竜紅葉まつり」が開かれます。紅葉の見頃の時期に開かれる催しなので、日程が合えば湖や森の紅葉とあわせて楽しめます。
イベントの詳しい内容は、前回のジャーナルでご紹介しています。あわせてご覧ください。
→ 福井の秋を彩るイベント5選|2026年10月〜11月
九頭竜湖(箱ヶ瀬橋・夢のかけはし) 詳細
場 所:福井県大野市九頭竜ダム
料 金:無料
駐車場:あり(無料・周辺にスペースあり)
問合先:0779-66-1111(大野市観光交流課)
③ 養浩館庭園(福井市)|JAMから約1時間


藩主が座敷から眺めた「水の庭」
福井市街にある養浩館庭園は、江戸時代に越前松平家の別邸として整えられ、「御泉水屋敷」と呼ばれていました。大きな池のほとりに数寄屋造りの屋敷が建つ回遊式林泉庭園で、昭和57年(1982年)に国の名勝に指定されています。
名勝庭園では珍しく、かつての藩主と同じように座敷に座って庭を眺められるのが特徴です。
秋にはヤマモミジやヌルデ、ドウダンツツジなどが赤や黄に染まり、その色が池の水面に映り込みます。11月中旬から下旬ごろに見頃を迎えます。
秋はライトアップの演出も!
2026年は11月1日(日)から11月29日(日)までの金・土・日曜日と祝日のみ、17時から20時30分まで開催されます。暗闇に浮かび上がる庭と水面の紅葉を、畳の部屋からゆっくり楽しめます。
【耳寄り情報】土日限定、御月見ノ間のお茶席
2026年は10月10日(土)から11月15日(日)までの土・日曜日(10月31日を除く)、庭園内の「御月見ノ間」でお茶席が開かれます。
市内の茶道各流派が日替わりで席を持ち、茶券は1,000円(和菓子込み、別途入園料が必要)。予約なしで立ち寄れますので、おいしいお茶を味わいながら紅葉を眺める、ぜいたくな時間を過ごしたい方はぜひご体験ください。
11月1日・7日・8日・14日・15日はライトアップとも重なるので、昼にお茶席、夕方からライトアップと、1日で両方楽しめます。
名勝 養浩館庭園 詳細
場 所:福井県福井市宝永3丁目11-36
時 間:9:00〜19:00(3/1〜11/5)、9:00〜17:00(11/6〜2月末日)
※入園は閉園30分前まで
定休日:年末年始(12月28日〜1月4日)
料 金:一般220円/福井市立郷土歴史博物館との共通券350円
※中学生以下、70歳以上、障がい者手帳をお持ちの方とその介助者は無料
問合先:0776-20-5367(福井市文化振興課)
まとめ
越前大仏、九頭竜湖、養浩館庭園は、いずれも福井県内にあり、JAMから車で日帰りできる距離です。色づく時期は10月下旬から11月下旬まで幅があるので、旅の日程に合わせて行き先を選んでみてください。
また、JAM福井勝山マウンテンリゾートでも紅葉を楽しめます。ゆっくりと宿泊して、露天風呂から秋の夕景や星空を眺める。そんな旅はいかがでしょうか。
記事中の情報は取材・入稿時の情報をもとにしています。各イベントや各観光スポットの情報については、公式ホームページにてご確認ください。